扉の中は全てがピンクの空間が広がる。プロデューサーの伊藤さん（左）とデザイナーの森さん
滋賀県彦根市の閑静な住宅地を歩いていくと、突如現れるピンクの家。屋根も壁も、中に入ってもピンク。置いてある物も全てピンク――ここは「Mu-Mu pink♡♡♡」（ムームピンク）。プロデューサーの伊藤裕介さん、デザイナーの森菜実子さんが営むアトリエ併設のショップだ。
（小堀真嗣）
何事も独創性
店内には、森さんがアトリエで作る花をモチーフにしたアクセサリー類「ムームオリジナル」、森さんがデザインし、専業メーカーが作る「ムームデザイン」などが並ぶ。
ムームデザインは洋服（中心価格は3万円）、靴下（4000円）、アクセサリー、バッグなど様々。何事にも「オリジナリティーを追求」する。例えばヘアアクセサリー。バレッタやリボンは既製品にはない大きさだ。さらにユニークなシリーズが「ムームスペシャル」。クリエイターに依頼して作ってもらう。森さんが提示する条件を満たせば、あとはクリエイターが独創性を発揮して製作する。
