人気記事ランキング
コムデギャルソンが東西に新店 顧客以外の新しい客層を獲得へ
2025/06/09
渋谷パルコはいわゆる80年代のDCブランドブームの聖地ともいえる商業施設。改装前は、渋谷の公園通りは人の流れは途絶え、商業施設としては厳しい状況が続いたが、改装と訪日客の増加を背景に今、新しい客層が来店している。...
郊外型SCのグンゼタウンセンターつかしん(兵庫県尼崎市、運営はグンゼ開発)の24年度売上高は、前期比4.8%増の259億円となった。3期連続増収で、過去最高売上高の更新を1年前倒しで達成した。増えつつあるファミリ...
青山商事「#すご」 「ディッキーズ」別注パンツに新色 反響大きく販売店舗も拡大
2025/06/02
青山商事は機能性を訴求する「#すご」シリーズからワークウェアブランド「ディッキーズ」に別注したワークパンツで、新色のオフホワイトを出した。「洋服の青山」主要350店と公式オンラインストアで販売している。【関連記事...
ビームス 熱帯の国でスーツ好調の理由 売り方次第で市場は広がる
2025/06/09
ビームスが3月にシンガポールで開催したオーダースーツの受注会が好調だった。日中の気温が30度を超える熱帯の国でどうやってスーツを売ったのか。現地で小売業を運営する河村浩三氏と、現地で接客したビームスの中村達也クリ...
ゴールドウイン、パタゴニアなどアウトドアメーカー各社 製品の長期使用を促す
2025/06/18
アウトドア用品メーカーが製品の長期使用を促す取り組みを強化している。ゴールドウインは製品修理後にクリーニングから保管までを請け負う新サービスを開始。パタゴニアは東京・京橋の直営店内で古着販売と防水シェルのメンテナ...
熊本・天草の縫製工場サトウ繊維 従業員確保に向け「完全週休二日制」導入へ
2025/06/25
スポーツアパレル主軸の縫製業、サトウ繊維(熊本県天草市)は10月から、「完全週休2日制」を導入する。繁閑差が大きい縫製企業で、しかも独立系工場としては珍しい。営業日数で15日間減り、売り上げは1000万円ほどの減...
旭化成「ベンベルグ」 27年度にフル生産・販売体制へ
2025/06/10
旭化成は25年度からの新中計で、キュプラ「ベンベルグ」事業を「フル生産・フル販売体制を作り上げる」(橋本薫ベンベルグ事業部長)構えだ。「27年度には火災前とはいかないまでも、ほぼ完全な生産体制になる」とし、需要が...
AOKI「オリヒカ」 「フラミンゴパンツ」が累計販売数2万5000本を突破
2025/06/03
AOKIのSC向け業態「オリヒカ」は、はくだけで美脚がかなう計算されたシルエットが魅力の「フラミンゴパンツ」を22年1月から販売し、累計販売数2万5000本を突破した。新商品の「フラミンゴパンツ・ビズスポ」と、昨...
ANAPが「ベイシックス」を買収 取得額は1億5000万円
2025/06/10
ANAPは25年7月末に、AtoZ(東京、森川正規代表)からユニセックスブランド「ベイシックス」を取得する。取得額は1億5000万円。23年11月に提出した「上場維持基準への適合に向けた計画書」に基づく、ブランド...
量販店向けレディスアパレルメーカー 店頭に停滞感、秋物の投入後ろ倒しに懸念
2025/06/19
量販店向けレディスアパレルメーカーの25年秋冬・26年春商戦は各社おおむね前年並みのオーダーで推移している。期中に売れ筋を追加生産・投入して上積みし、増収を目指したいところだが、「店頭状況が決して良くない」。先行...
国内合繊メーカー 撤退や譲渡が再び加速 構造改革続く背景は
2025/06/11
国内合繊メーカーが再び繊維事業の撤退や譲渡を加速している。過去何度もの構造改革を経て、近年は得意分野に絞り込んで事業を特化していた。ところが中国メーカーとの競合激化や市況低迷、コスト増などが重なって撤退が相次いで...
ファッション専門学校生の就職意識調査 学生の注目企業、就職したい企業は?
2025/06/24
繊研新聞社が全国のファッション専門学校生(26年春卒業予定)約1150人に実施した「就職意識調査」で、「注目している企業」は3年ぶりにファーストリテイリング(FR)が首位となった。「就職したい企業」は2年ぶりにア...
滋賀県彦根市のムームピンク 何もかもピンクの非日常空間
2024/04/03
滋賀県彦根市の閑静な住宅地を歩いていくと、突如現れるピンクの家。屋根も壁も、中に入ってもピンク。置いてある物も全てピンク――ここは「Mu-Mu pink♡♡♡」(ムームピンク)。プロデューサーの伊藤裕介さん、デザ...
ギャルに再注目! 令和の若者が魅かれる理由を探る
2025/06/04
平成に一大ブームとなった「ギャル」が、令和の今、再び注目を集めている。「Y2K」や「平成レトロ」といったキーワードとともに、当時のファッションがなぜ若者に支持されているのか。90~00年代の全盛期までギャルトレン...
しまむら 「10億円店」で変わる考え方 広域型SCへ出店拡大
2025/06/12
しまむらは今期テーマの「限界を改め更なる高みへ」に取り組んでいる。「これまで当たり前と思っていたことを見直している」(高橋維一郎社長)もので、一つは広域型SCなど出店立地の拡大。「考えていた限界」を超える売り上げ...
シロセット加工、24年は100万点割れ 「ウールが市場から無くなりつつある」
2025/06/18
ウールのスラックスやスカートなどの耐久性折り目加工「シロセット加工」の業者で組織する全国シロセット加工業協同組合によると、24年1~12月の加工数量は前年比37.1%減の90万8732点と初めて100万点の大台を...
マリノアシティ福岡、24年の歴史に幕 跡地には三井不動産と共同で新施設
2024/08/19
福岡地所グループの商業施設、マリノアシティ福岡(福岡市、運営はエフ・ジェイエンターテインメントワークス)が8月18日、閉館した。最終日には大勢の客が詰めかけ、長年買い物などで親しんだ施設との別れを惜しんだ。跡地に...
まだまだ続くか古着ブーム 24年の古着輸入、金額は過去最高に
2025/06/06
輸入単価は上昇続き──古着の24年(1~12月)の輸入量は、23年比で再びプラスに転じ、22年の過去最高に次ぐ数量となった。円安の影響もあって輸入金額は過去最高を更新し続けている。【関連記事】世界の古着市場、29...
大手百貨店の5月売上高 全社が前年を下回る 免税売上高の大幅減が響く
2025/06/04
大手百貨店の5月売上高(既存店ベース、速報値)は全社が前年同月実績を下回った。免税売上高が3、4割減となったことが響いた。前年に大きく伸びた反動や円高傾向が影響し、ラグジュアリーブランドなど高額品が振るわなかった...
オンワードパーソナルスタイルのオーダースーツブランド「カシヤマ」は、新規顧客獲得に成功し、実店舗の24年度売り上げが前年比1.5倍超になった。特に10~20代の新規客が56%増で、若年層や初回購入者を対象とした「...
繊研新聞社は、このほどファッション業界で注目を集める、優れたECサイト・サービスを決める「第8回ファッションECアワード」を選出しました。今回は3部門で計7社が受賞となりました。各部門の受賞企業は発表記事をご確認く...
ユニチカ、事業譲渡で初の合意 セーレンは新規事業拠点でも期待
2025/06/23
ユニチカが昨年11月に繊維事業からの撤退と今年8月までの売却方針を発表して以来、初めての合意案件となった。セーレンは染色加工を祖業に、現在はカーシート、ファッション、メディカル、エレクトロニクスといった幅広い領域...
ダウン主力のナンガ アパレル、海外販売を強化し大幅増収増益
2025/06/04
ダウン製品主力のナンガ(滋賀県米原市)は、25年2月期の売上高が61億7000万円(前期比9%増)、経常利益は21%増と増収大幅増益だった。今期は売上高68億8000万円を計画。「新システムの導入や組織構築など社...
好調が続く渋谷スクランブルスクエア 昨年2回の改装で成果、インバウンド客も伸ばす
2025/06/03
東京・渋谷駅直結の大型複合施設、渋谷スクランブルスクエアの商業ゾーン(地下2階~地上14階)は展望施設「渋谷スカイ」などによるインバウンドの集客効果や、昨年3月と10月に実施した改装の成果などで、売り上げを伸ばし...
繊研新聞社が26年春卒業予定の服飾系専門学校生を対象に行った「ファッション意識調査」では、好きなブランドで「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が3年連続で1位。 よく買うブランドでは、「ジーユー」が23年以来の1位に...
既存スポーツブランドに宣戦布告 本田圭佑氏が「mgh」設立
2025/06/16
世界中のスポーツブランドに宣戦布告――サッカー元日本代表の本田圭佑さんが創業メンバーに入るmgh(東京、黒飛功二朗代表)は、スポーツブランド「mgh」(エムジーエイチ)を立ち上げた。AI(人工知能)とDX(デジタ...
ユニチカ セーレンにポリエステル繊維、重合事業を譲渡
2025/06/20
ユニチカは6月20日に開いた取締役会で、ユニチカおよび連結子会社の日本エステルのポリエステル繊維関連事業・重合事業に関して、セーレンと譲渡に向けた基本合意書を締結することを決議した。【関連記事】ユニチカ 地域経済...
高島屋の売上高トップ店舗・大阪店難波店長に聞く、これからの店作り
2025/06/27
24年度総額売上高は前期比13.7%増の1809億8100万円。2期連続で高島屋の売上高トップ店舗となった。今春、店長に就いた難波斉氏(常務取締役営業本部大阪店長)に、足元の状況とこれからの店作りについて聞いた。...
ローラさんが手掛ける「STUDIO R330」 和歌山のメリヤスメーカーと新商品
2025/06/03
モデルのローラさんがクリエイティブディレクターを務めるライフスタイルブランド「ステュディオ・アール・スリーサーティー」は、和歌山県のメリヤス工場と組み、新たな定番ラインを打ち出した。希少な旧式のつり編み機を使い、...
《めてみみ》「今年は遅らせます」
2025/06/10
「今年は遅らせます」。大手セレクトショップの25年秋冬の展示会を取材していると、こんな声をよく聞く。ダウン入りのアウターや厚手のコートなど、本格的な冬物を店頭に投入するタイミングを例年より1~2カ月ずらすという。...