マリノアシティ福岡、24年の歴史に幕 跡地には三井不動産と共同で新施設

2024/08/19 17:00 更新


最終日は00年開業日に匹敵するほど大勢の客が詰めかけた

 福岡地所グループの商業施設、マリノアシティ福岡(福岡市、運営はエフ・ジェイエンターテインメントワークス)が8月18日、閉館した。最終日には大勢の客が詰めかけ、長年買い物などで親しんだ施設との別れを惜しんだ。跡地には、三井不動産と共同で新たな商業施設を開発する予定だ。

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 同施設は00年10月に「九州初の本格的アウトレットモール」として開業した。敷地面積約8万5200平方メートル。04、09年にアウトレット棟を増床し、店舗数約160の大型モールとなった。19年には国内最大級の屋内型スポーツ・アスレチック施設「ノボルト」をオープンした。

 最後の2日間は、セールに加え、特別イベントとしてコメディーやサーカス、バトントワリングなどのステージが行われた。

 ノボルトはマリノアシティ福岡閉館後も営業する。

最後に24年間の感謝の言葉を述べ一礼する池上英樹マリノアシティ福岡支配人と運営スタッフ
思い出の写真ボードには来館者の思い出の1枚が寄せられた

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