《注目のEC》アツギオンライン 導線改善で顧客接点強化

2026/03/06 06:27 更新NEW!


カラー・サイズのバリエーションと在庫状況を画像付きの一覧で表示し、比較検討しやすくした

 レッグ・インナーウェアメーカーのアツギが運営する「アツギオンラインショップ」。昨年11月に全面刷新し、商品をより探しやすく、選びやすい環境を整えた。利便性の向上により、商品のこだわりを伝えるコンテンツへのアクセスが増え、ECでの「ブランドコミュニケーションの質の向上」に手応えを得ている。

多彩な選択肢から

 レッグウェアやインナーウェアはサイズやカラーのバリエーションが多く、従来のサイトは「商品情報が分散しがちで比較しにくい」課題があった。そこで、カテゴリー設計やブランド導線を整理し、商品詳細ページではカラー・サイズ・在庫状況を画像付きの一覧で表示する仕様に変更した。合わせて商品ページから決済までの操作ステップを見直し、注文後30分以内であれば購入者自身でキャンセル操作できる仕組みを導入。サイズ誤認やクーポン適用漏れへの不安なく購入できるようにした。

開発背景を可視化

 サイト刷新の成果は、特集ぺージの閲覧数増加や回遊性の改善などの数値面にも表れている。ECを「ブランドと技術や思いを伝える場」と位置づけ、特集ページをはじめとしたコンテンツ制作には特に注力してきた。「なぜこの商品が生まれたのか」「どのような設計で快適性を実現しているのか」といった開発背景は、メーカー直営ECならでは。商品特徴とともに丁寧に伝えている。例えば、タイツを中心に現在27色を揃える「アツギカラーズ」は、「カラーで楽しむ脚もとコーデ」という特集ページで購入を後押ししてきた。色柄を楽しむコーディネート提案を行い、発色や素材設計など商品のこだわりも結び付けて紹介してきた。「スゴスト」は、タイツ並みの強度とストッキングのような透明感という相反しやすい価値の両立に挑戦した内容を中心に、新発想の糸設計や耐久性検証などの技術的背景も掘り下げている。自社製品だけでなく、このほど国内独占販売を始めた韓国発のインナーブランド「ナナフィット」も、ブランド背景や設計コンセプトまで発信している。

強さと透明感を両立した「スゴスト」のランディングページは新発想の糸設計や耐久性の検証などの技術的な背景も紹介

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