「サステイナビリティー(持続可能性)の追求が事業の前提」。商社の間で今春以降、新案件が目白押しだ。注目のキーワードに〝循環型〟〝生分解〟〝バイオマス〟が挙がっている。
【関連記事】繊維・ファッションが持続可能な産業になるために 商社ができること、すべきこと
廃棄衣料を再活用
サーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現する仕組みが作れるかが重点の一つ。伊藤忠商事は今春、資源循環を事業とするエコミットと業務提携し、日本で繊維製品の回収サービス「ウェア・トゥ・ファッション」を始める。エコミットが持つ事業者や自治体とのネットワーク・物流網を生かし、不用な繊維製品を回収・選別し、リユースや再生ポリエステル「レニュー」の原材料にするなど再利用を促進。繊維製品の廃棄を減らし循環型経済の実現を目指す。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!