中学生の頃、ロックバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンのグランジスタイルに憧れ、古着に興味を持ちました。ファッションが好きだったので高校卒業後は美容専門学校に進み、都内のサロンで働き始めました。
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旅で見つけた生き方
外国のカルチャーへの憧れが強かったので、一定の期間勤めたら退職して、米国や欧州を旅して回り、帰国後はまた別のサロンで働くという生活を数年続けました。
旅先で行くのは古着屋やフリーマーケットばかり。日本にいる時も同様です。そのうち、やっぱり自分で古着屋をやりたいと考えるようになったんです。一念発起し、1年ほどかけてアルバイトで開店資金を1000万円ためました。25~26歳ごろのことです。
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