《トップに聞く》ティンパンアレイ社長 平野大輔氏 インバウンドが追い風、過去最高益

2024/05/29 12:00 更新有料会員限定


平野大輔氏

 ハイブランドのファッションを扱うリユースのセレクトショップという独自のポジションを築き、前期決算は売り上げ、営業利益とも過去最高。インバウンド客の購入が目立つ店舗の売り上げが好調で、移転した東京・原宿店では6割を占める。買い取り在庫も積み増す一方、多彩な販路も揃え商品消化を高める。

(永松浩介)

【関連記事】「ラグタグ」原宿店を移転 年間10億円目指す

 24年2月期(11カ月決算)の売り上げは約20%増の約60億円でした。売り上げ、営業利益とも過去最高を更新。店舗売り上げが30%増と好調で、原宿や銀座など都心の大型店が特に良い。新年度の3、4月も極めて順調です。

 インバウンド需要が伸び続け、それに応える仕入れがきちんと出来ているのが背景。この間、進めてきた店作りやブランディングを通じ、業界の中で独自のポジションを築けたのが大きい。市場の拡大もあり、好結果に結びつきました。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事