日本の中小テキスタイル企業の技術力と、海外企業の生産能力を掛け合わせ、グローバルへ――テキスタイル製造卸のラトレ(大阪市)を中心に、産地企業が欧州など海外販路の開拓に乗り出した。その一環としてラトレとニッターの信和ニット(和歌山市)、染色の春日染工(名古屋市)が共同でGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証を取得。各社が持つ技術・開発力や品質管理のノウハウを海外の量産メーカーへ持ち込み、生産・供給網の整備を進めている。
(小堀真嗣)
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