EC主力のレディスブランド「THE TOE」(ザ・トゥー)は9月25日、東京・青山に初の常設店を開設した。新作を全て揃えたほか、過去に人気だった商品の再販も行う。店舗限定のノベルティーも企画した。
【関連記事】EC主力のレディス「ザ・トゥー」が急成長 SNSの発信力を強みにファンを広げる
同ブランドは23年にスタート。運営するマヴィー(東京)は社長兼CEO(最高経営責任者)を白倉あやさん、COO(最高執行責任者)をkeiさんが務める。CEOとCOOを含む社員5人で合計100万人以上のフォロワーがおり、SNS発信の効果もあり、20~30代を中心に支持を集めている。
骨董通り沿いに出した店舗は売り場面積約264平方メートル。店内の中央に置いたソファの色に合わせて、内装やフィッティングルームもブラウンに統一した。新作を店舗で先行して販売するだけでなく、ECでは既に完売していた、過去に人気だった商品の再販も行う。店舗限定のノベルティーにポーチやバッグなども企画した。
白倉社長は「上質な素材や縫製のディテールなど、ECでは伝えきれない商品の魅力があると思っていたので、店を出したいと思っていた」。インバウンドの来店も狙える青山エリアで、新規客をつかみたい考えだ。