イタリアの有力タンナー2社が展示商談会 来日セールスを強化 色艶に凝った新作を訴求

2024/06/14 06:26 更新有料会員限定


ピオ・ドゥジーニのロードソール(右)とオークなめしした新作

 イタリアのタンナーの「ピオ・ドゥジーニ」と「イタルペル」は6月上旬、伊大使館貿易促進部の展示ルームで、昨年に続く2回目の展示商談会を開いた。ともに家族経営の有力タンナーで、特徴ある製品に理解のある取引先を開拓したいと、来日してセールスを強化している。

(須田渉美)

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 ピオ・ドゥジーニは、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のクレスを拠点にするソールレザー(靴底の革)に特化したタンナー。紳士靴の産地、マルケ州のモンテグラナーロに研究所を持ち、ピット漕なめしとドラムなめしを併用して高性能のソールを開発してきた。英国製の高級紳士靴のほとんどが、同社のソールを採用している。

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