コラム

《視点》今小路

2021/04/08

 鎌倉市のJR鎌倉駅の西側に、今小路という通りがある。観光客は少ない道だが、ここ数年、服やアクセサリー、雑貨を扱う店が目立ち始め、ざっと数えて10店ほどになった。コロナ下でも静かに頑張っているようで、SNSから集ま...

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《めてみみ》自社の姿勢

2021/04/07

 先ごろ、香港のカジュアル衣料大手であるジョルダーノ・インターナショナルが日本での新たなフランチャイズパートナーを決定したと発表した。提携企業の名前は現時点では未公表のため、概要は明らかでないが、世界に2100店舗...



《視点》コロナとの付き合い方

2021/04/07

 2度目の緊急事態宣言も明け、桜の開花などで街に活気が戻っている印象がある。 百貨店や商業施設の売り場を取材していても「お客さんは増えてきている」という声が聞かれる。昨年延期していた結婚式を1年ぶりに挙げる人が多い...



《めてみみ》学生が買う服

2021/04/06

 売り場の定点取材で、都内のセレクトショップのスタッフが「3月末からお客様が少しずつ戻ってきてくれた」と、ほっとした表情を見せた。気温上昇が早く、アウターは売り逃したが、シャツなど軽衣料はよく売れたそうだ。 別のセ...



《視点》入社式

2021/04/06

 4月1日の朝、出勤の光景がいつもと違った。真新しい紺色がところどころに目立つ。今日から社会人になり、入社式に向かう人たちが朝の人混みに加わった。 急激な感染拡大で昨年は多くの企業が入社式を中止したが、感染防止対策...



《めてみみ》スーツ姿が新鮮

2021/04/05

 今の女子中高生には若い男性のクラシックなスーツ姿が珍しく新鮮に映るようだ。オーダーメイドブランド「カシヤマ」の銀座店のイケメンスタッフが投稿した「TikTok」の動画は200万近い再生回数となった。時期的に就職活...



《めてみみ》DtoCと個店オリジナル

2021/04/02

 DtoC(メーカー直販)事業の立ち上げが相次いでいる。商社や大手アパレルなどこれまで大きなロット数を商売のベースにしてきた企業も参入し始めた。「作り過ぎの問題、原価率、消化率、適時適品などを考えると大きな流れはD...



《視点》シニア世代のデジタルシフト

2021/04/02

 コロナ禍はあらゆる領域で強制的にデジタルシフトを進めている。デジタルに疎かったシニア世代・高齢者も、感染リスクを避けるために外出を控えるなど、ECやフリマアプリを積極的に使うようになってきた。 メルカリが発表した...



《めてみみ》互いに成長する

2021/04/01

 「教育とは、教え、育てるのではない。(生徒から)教わり、(こちらも)育つ、双方向のやり取り」。大学の教育関連の講義での教授の言葉だ。「上から目線だと相手から学ぼうという感度が鈍る。こちらが成長する機会を失ってしま...



《視点》上場企業の堅苦しさ

2021/04/01

 新型コロナが急速な広がりをみせていたある日、業界の東証1部上場企業のある役員が「ウチは動くのが遅い。そう思わないか」と問い掛けた。そのころから、ファッション企業のなかで好不調の差が激しくなっていた。 「当社は何を...