107回目を迎えたピッティ・イマージネ・ウオモ。略して「ピッティ・ウオモ107」では、今回もやはりサステイナビリティーが気になった。定番企画のサステイナブルプロジェクト「Sスタイル」は無かったが、会場の様々な場所でエコレスポンスやクラフトに力を入れるブランドを目にした。
(ライター・益井祐)
バリのエコリゾート「デサ・ポテト・ヘッド」は、環境に優しいファッションとライフスタイルを提案した。元「スノーピーク」のチームが携わる。
廃棄シーツで商品を
「ウェイステッド」は、Tシャツや廃棄するベッドシーツを使った商品を提案する。染料はココナツやマンゴー。東南アジアでよくお供え物に使われるマリーゴールドも回収して染色に使う。プラスチックの再生素材のシートを使ったチェアもある。
オリジナルのファッションライン「ポテト・ヘッド」も充実している。リサイクル素材のビーチハウスや海岸でゴミ回収を行う人々が、リゾートの夕日と共にアロハに描かれた。