内野(東京)は自社ブランドでアパレル事業を拡大する。主にOEM(相手先ブランドによる生産)を中心に手掛けてきたが、相手先ブランドとのダブルネーム、完全自社ブランドの商品開発・販売を進め、ブランディングを強化する。
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軽く柔らかい「マシュマロガーゼ」、優れた通気性の「クレープガーゼ」など同社の特許素材を使用したカーディガン、パジャマなどの商品を拡充し、デザイン性と快適性の両立を訴求する。アパレルブランドとのダブルネームでは、アウター用途など商品開発の幅を広げる。
安全性・品質を保証する認証や特許の取得、労働環境やエコに配慮したサステイナブル(持続可能な)コットンの使用などで「スマートコットン宣言」をした。独自技術による商品開発と、サステイナブルの取り組みの両面で、他社に無い付加価値を提供する。