ウィゴーは3日、東京・明治通り沿いの「スーパーウィゴー」原宿店を期間限定で古着のみを販売する店に改装した。「ウィゴーは古着を扱う店」という認識を改めて定着させ、集客力を高める考え。
改装前はレディスのオリジナルを7割、古着を3割程度揃えていたが、改装後は古着だけをメンズとレディス半々の比率で揃える。メンズでは90年代ストリートを意識した「スケート」「スポーツ」など、レディスでは「ビンテージガーリー」「ゆめカワ」など旬のテーマで編集した売り場を設けた。
商品は1000円を切るものから、レザージャケットなどアウター類だと1万円を超えるものもある。大半の商品は1万円以内。
今夏は「ウィゴー」原宿本店で古着を集積した期間限定売り場を開設し、1990~2990円のTシャツやデニムショーツなどが売れて好評だったという。日頃の中心客層は10代後半~20代前半が中心だが、古着を打ち出すことで20代後半まで広がるという。
今後はインスタグラムのハッシュタグなどSNS(交流サイト)を活用し、改装をアピールする。ウィゴーでは路面店を中心に現在も古着を3割程度揃えていて、今回の改装で古着のイメージを再強化し、全国の店にも客を波及させる狙いだ。
改装初日の夜は店内でDJによるライブパフォーマンスが行われた。10日にも同様のライブを開催する。