《解説》国際素材見本市の違いとは? トレンドのパリ、技術のミラノ

2024/02/24 06:27 更新有料会員限定


1000社以上が参加したPV(写真=新村真理)

 25年春夏に向けたファッションテキスタイルの商談が早くも始まった。1月30日~2月1日にミラノウニカ(MU)、2月5~7日にテックスワールド(TW)エボリューションパリ、6~8日にはプルミエール・ヴィジョン(PV)パリと続き、世界各国からバイヤー、デザイナーが多く訪れた。展示会ごとの特徴を紹介する。

国際色豊かなPV

 PVは、ファッションテキスタイル見本市の代名詞的存在だ。73年にリヨンの織物業者15社で発足した見本市からスタートし、先般開かれた2月展には73カ国・地域から1180社が出展。来場者も含めてより国際色豊かになっている印象だ。

 全体の来場者数は125カ国・地域から3万340人。昨年2月展(3万4548人)に比べ来場者数は減少したが、昨年7月展(2万5117人)からは大きく増加、アジアやアメリカなども含め、世界中から高品質なファッション生地を求めるバイヤーが訪れた。

 現在ではテキスタイルのほか、糸やレザー、副資材といったコーナーも充実し、高品質なファッション素材を幅広く揃える。インスピレーションフォーラムなど、ファッショントレンドを意識した提案も特徴。

 近年では学生来場者の解禁や入場料の無料化などで門戸を広げているほか、エコレスポンシブルな展示会といったメッセージを強く打ち出している。日本など欧州以外の国に門戸が開かれたのは02年で、2月展には46社が参加した。

ラグジュアリーが注目のMU

 MUは、高級紳士服地のイデアビエラ、プリントのイデアコモ、ファンシーな婦人服地を中心に幅広い分野からなるモーダイン、シャツアベニューの4展示会を統合する形で05年9月からスタートした。

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