レンチンググループ 「テンセル」をブランドとして発信

2018/03/02 04:26 更新


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 オーストリアのセルロース繊維メーカー、レンチンググループは、差別化セルロース「テンセル」「レンチング・モダール」のブランドを再定義し、この二つをテンセルブランドに一本化する。このため、消費者向けのプロモーションを本格化する。

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 パリの国際素材見本市、プルミエール・ヴィジョン(PV)での発表に続き、東京メトロと連携しキャンペーン。女優の広末涼子さんを起用したポスターを、表参道駅構内に掲示する大掛かりなプロモーション「表参道ジャック」を行った。

 テンセルを高級テキスタイルブランドとして消費者に浸透させ、これによって原綿ユーザーだけでなくアパレルメーカー、ホームテキスタイル企業、小売店などのサプライチェーン全体で販売拡大を支援する。

 中国など新興国の躍進によって、レーヨンを代表とするセルロース繊維は生産量が拡大する一方で、価格競争が激化している。レンチンググループは一昨年から始めた中期ビジョン「スコア・テン」によって、競争力のある差別化セルロース繊維の比率を高めて成長する戦略にシフトしている。

 今回のテンセルブランド再定義もその一環で、「〝BtoB(企業間取引)〟から〝BtoME〟」をキャッチフレーズに、顧客企業や関係業界だけでなく、顧客企業で働く人や消費者など個人レベルにブランドイメージを定着させたいという。

 テンセルで浸透を目指すブランドのテーマは「フィール・ソー・ライト」(自分らしさが心地よい)。テンセルとレンチング・モダールが共通して持つ素材特徴、柔らかさや自然の心地よさ、サステイナビリティー(持続可能性)などをアピールする。

 プロモーションの具体的な立ち上げを日本から始めたのは、「テンセルを高級テキスタイルブランドに育てたパートナー企業群、消費市場がある」のが理由。今後も日本での素材・製品開発を進めるととともに、世界的にSNSを含めたメディアでの発信、イベントなどを開催する。これらを通じて、テンセルのテキスタイルブランドとしての知名度を高める。

 製品ブランドとしての名称はサブブランドを含めてBtoBでは残す考えで、「テンセル・リヨセル」「テンセル・モダール」などの呼称で展開する方針だ。

広末涼子さんを起用してテンセルの素材特徴を発信


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