30万円超のスカジャンが売れる 桐生産地の3社が製作

2025/04/09 08:00 更新有料会員限定


絵画には忠実だが、配置などを絵師にファッションぽく描いてもらった

 群馬県・桐生産地の3社がタッグを組んで製作した30万円超えのスカジャンが売れている。国産シルク100%の糸で織った生地に、県指定のふるさと伝統工芸である横振り刺繍で日本の名画を刺繍したもの。ほぼすべて桐生でまかなうこともあり、「KIRIJUM」(キリジャン)と名付けた。産地の無名ブランドの高額商品が、都心だけでなく地方でも売れるのは珍しい。5月からは大阪・関西万博内でも展示販売し、国内外への発信を強める。

(永松浩介)

 桐生産地の展示会「桐生TPS」の常連出展者である刺繍加工の大桐(群馬県みどり市)が、付き合いのある生地メーカーのミヤマ全織(桐生市)と縫製業のトラスト・インターナショナル(同)を誘ったのがきっかけ。

技術力生かし

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