ファミリーorパートナー<その2>(宇佐美浩子)

2021/06/25 06:00 更新


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「ファミリー or パートナー」をテーマに、つかの間の旅気分をお届けしている6月の「CINEMATIC JOURNEY」。後半にあたる今回は、ほんの少し視点を変えたセレクションで!

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まずは現在公開中の『青葉家のテーブル』から。


人気のECサイト「北欧、暮らしの道具店」開店10周年を迎えた2017年。

「お客様へ、感謝の気持ちを伝える何か」という思いから、翌年よりスタートしたWEBドラマ企画。それが本作と同名の『青葉家のテーブル』という短編ストーリー。

お店同様、細部に至るまでこだわり度満載のそのドラマは、なんと「再生回数600万回以上」という驚くべき記録を樹立し、そして遂に「長編映画としてスクリーンデビュー!」というわけです。


もちろん「企画・製作:北欧、暮らしの道具店」。

そしてエグゼクティブプロデューサーは店長の佐藤友子さん。

店名同様そこはかとなく漂う北欧テイストのみならず、インテリアも料理も、ファッションも雑貨も、さりげなく日々の暮らしに寄り添うパートナーのような存在に彩られた本作。

そのキャラクターもまた、感性豊かな人々ばかり。

青葉家の食卓を囲むメンバーは、主人公のシングルマザー青葉春子(西田尚美)と息子、そして母の友人と、そのパートナー(同居の恋人?)の4人。いわばシェアハウス的「新しい生活様式」と言えそう。

そこにある日、訳ありで疎遠になっている春子の20年来の友人(市川実和子)の娘が夏期講習に通うため、一時的に同居となり、物語はより一層バラエティーに富んだ顔ぶれで展開する。

またシネマの重要な要素の一つともいえるのが音楽。本作でも、まさに母たちと子の共通項として、キーワード的存在感を放っている。

温かくて懐かしい香りに包まれた時間を、ファミリーやパートナーと共に楽しんでみては。

青葉家のテーブル

TOHOシネマズ日比谷ほか、全国順次公開中

配給:エレファントハウス

© 2021 Kurashicom Inc.   


さて、さまざまな映画祭が世界各地で開催されている昨今、ここ日本でも各地各様の、そしてまたさらに時代に即した進化系スタイルの映像作品が次々と登場し、映画祭に新たな感動と興奮を巻き起こしている。

そうした中、つい先日6月21日に東京・明治神宮会館で行われた米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」アワードセレモニーに出席した。

ここで簡単にその歩みを紹介すると―

1999年、当映画祭代表を務める別所哲也が「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」として創立。その後、2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年には米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、さらにアジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF ASIA 共催:東京都)」が誕生した。

また映画祭20周年を記念し、2018年にグランプリ作品はジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」と命名され、今年度も世界約120の国と地域から集まった6000本以上の中から、受賞作品が選ばれた。

その栄冠に輝いたのは、アジア インターナショナル部門最優秀賞を受賞したラファエル・マヌエル監督の『フィリピニャーナ』に!(拍手)


ちなみに、オンラインとオフラインで開催された今年度のテーマは「CINEMADventure」。

  • 世界の「今」を体験共有できる、「ADVENTURE=冒険」の場
  • オンライン会場やバーチャル会場からの発信、スマートフォンでの撮影・編集、縦型など新しい映像の可能性を「VENTURE=新しい挑戦」として体現する場
  • 企業・団体が注目するショートフィルムの「AD=広告」としてのコミュニケーション方法を開拓し、アート&カルチャーが社会で活躍する未来につなげる機会の創出

よって、ブランニューをはじめとする様々な部門受賞作品が発表された。

とりわけ「ファミリー or パートナー」をテーマにした今月の「CINEMATIC JOURNEY」らしい作品として、感動した作品を最後にシェアさせていただきたい。

日本人監督のノミネート作品の中から「Be HAPPY with HOPPY」を掲げるホッピーの思いを体現するショートフィルムに贈られる賞「ホッピーハッピーアワード」

受賞作品の一つ『願いのカクテル』は、名優、國村隼が演じるのは大切な妻を亡くした主人公が、行きつけの居酒屋で知り合った、「ホッピー」に願いを唱えて飲み始める夫婦に勧められ、 自身も「もう一度、妻に会えますように」と…

そんな心がほっとする作品を鑑賞できる、オンラインのショートフィルム専門映画館「HOPPY HAPPY THEATER」にて現在配信中!

当館は、ホッピービバレッジと米国アカデミー賞公認国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)とのコラボにより開館した。


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うさみ・ひろこ 東京人。音楽、アート、ファッション好きな少女がやがてFMラジオ(J-wave等)番組制作で長年の経験を積む。同時に有名メゾンのイベント、雑誌、書籍、キャセイパシフィック航空web「香港スタイル」での連載等を経て、「Tokyo Perspective」(英中語)他でライフスタイル系編集執筆を中心に活動中

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