『Parfum de prières』
- 何事も楽しむ
- 相手の心を想像する
- 無限の力
- 恋愛は学び
- 伝説を作れ
- 時代に革命を
- 目先の利益より未来の財産
- ピンチはチャンス
- 愛する人のために
いよいよ明日公開になる『魔女の香水』に登場する9つの香りのキーワードだ。
そこで、今回の「CINEMATIC JOURNEY」のテーマは「あなたの『香りの魔女さん』を探せ!」をテーマに、ご一緒したく思います。
「魔女さん」と呼ばれる、どこかミステリアスな雰囲気が魅力の香水店のマダムを演じる黒木瞳。そして彼女をしたって訪れる女性たちの一人、桜井日奈子演じるマダムと香りの世界に興味を持つ成長にも注目。
昨年末、クランクアップの翌日、12月13日に開催された公開決定記者会見で、自身のキャラクターを下記のように語られた。
❝香りを通して人の可能性や、困難に立ち向かう力、愛する人への思いなどを伝えて導いていく役どころ。香水によって人を幸せにすることのできる人物です❞
そんなヒロインをイメージし、黒木瞳を当て書きしたと語ったのは、「一番尊敬できる人生の恩人です」と、黒木を表す宮武由衣監督。
❝黒木さんは年齢を重ねても美しく、表現も素晴らしく女性としての憧れの存在です。この映画は生き方に迷う女性の指針にしたいと思いました。そして黒木さんを圧倒的なインパクトで登場させたいとも思いました❞
ちなみに黒木のシルバーヘアーは今回の役柄の条件だったとのこと。
また本作には、最後までさまざまな「出会いのサプライズ!」も待ちかねている。たとえば、1828年設立のフランスの老舗香水・化粧品メーカー『ゲラン』の「Mitsouko(ミツコ)」や「夜間飛行」、また『エルメス』の「オー デ メルヴェイユ」なども登場します。
6月16日より TOHOシネマズ 日比谷 他全国ロードショー
配給:アークエンタテインメント
©映画『魔女の香水』製作委員会
思えば昨年の今頃、6月10日「時の日」に公開した記事の取材で出会った女性がいる。今では私にとっての「香りの魔女さん」とひそかにしたっている。
彼女の名前は寺島雪江さん。日本発ウェルネス・スパブランド「ラピデム・トウキョウ」のインストラクターだ。
「セラピストとして、いつも幸せだな~と感じるのは『お客様と共有できる』こと」と語る彼女。
たとえば「呼吸がシンクロする時もあれば、感情のようなエネルギーが流れ込んでくる感覚」と、ご自身の大切なプライベート精油コレクションボックスを披露してくれた。その中には彼女のパートナー的香り、限りなく透明に近い淡いピンク色のオーラをまとった「ローズウッド」が常に姿を消すことはないはず。
そんな彼女が4半世紀以上のセラピスト歴の中で培い、取り組んできた集大成として香りを監修したスキンケアコレクション「RITUAL」は、その配合成分からして独創的だ。それはまた、「ラピデム」のスパ体験そのものだという。
筆者としては「多国籍な文化と香りのマリアージュ」ではないかと…
❝生命に欠かせない睡眠と、上質な睡眠によりもたらせる心と肌と身体の回復と若返り❞
私の香りの魔女さんが完成させた唯一無二の秘密の3大構成要素とは?
☑精進料理の戒律に基づいた素材
☑若々しい肌を作るための有効成分
☑上質な睡眠をもたらす香り
そして最後に打ち明け話を一つ。前述のシネマにも似た、出会いが実は魔女さんと私にも…
うさみ・ひろこ 東京人。音楽、アート、ファッション好きな少女がやがてFMラジオ(J-wave等)番組制作で長年の経験を積む。同時に有名メゾンのイベント、雑誌、書籍、キャセイパシフィック航空web「香港スタイル」での連載等を経て、「Tokyo Perspective」(英中語)他でライフスタイル系編集執筆を中心に活動中