新品を販売する企業が自社製品を自ら回収し、再販(リコマース)する取り組みが増えている。三陽商会やパタゴニア日本支社、TSIなどが代表例で、CFCLのようなデザイナーブランドも参入。取り組み手法はそれぞれ異なるが、新たなビジネスモデルである再販事業の成功に向け、各社は試行錯誤を続ける。
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初年度から黒字
三陽商会は昨年6月に始めた。顧客が持ち込んだ不用衣料を洗濯、補修をし「リ・サンヨー」というタグをつけ直し〝認定リユース品〟として販売する。都内のアウトレットストア(落合店、用賀店、潮見店)店内で扱い、今年4月には神奈川県内のモールにも出店した。
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