《ファッションリユースの現在地2025④》一次流通の参入 じわり増えるも試行錯誤が続く

2025/10/06 07:58 更新有料会員限定NEW!


三陽商会が「認定リユース品」販売の1号店に選んだ「サンヨーG&Bアウトレット落合店」

 新品を販売する企業が自社製品を自ら回収し、再販(リコマース)する取り組みが増えている。三陽商会やパタゴニア日本支社、TSIなどが代表例で、CFCLのようなデザイナーブランドも参入。取り組み手法はそれぞれ異なるが、新たなビジネスモデルである再販事業の成功に向け、各社は試行錯誤を続ける。

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初年度から黒字

 三陽商会は昨年6月に始めた。顧客が持ち込んだ不用衣料を洗濯、補修をし「リ・サンヨー」というタグをつけ直し〝認定リユース品〟として販売する。都内のアウトレットストア(落合店、用賀店、潮見店)店内で扱い、今年4月には神奈川県内のモールにも出店した。

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