ジーンズ「ヤヌーク」 大阪・淀屋橋に路面店をオープン

2025/10/06 06:27 更新NEW!


ジーンズを使った様々な着こなしも提案

 カイタックインターナショナル(東京)は10月1日、ジーンズ「ヤヌーク」淀屋橋店を路面で開設した。複合施設「大阪・淀屋橋ステーションワン」に出店したもので、関西で5店目。淀屋橋店では、一人ひとりの客をじっくりと接客し、ブランドの魅力を深く伝えていくことを目指す。売り上げの中心となっているレディスだけでなく、メンズのアプローチを強める狙いもある。

 新店は白を基調とした空間で、店舗面積約80平方メートル。豊富なシルエットや表情のジーンズを品揃えし、それらをゆっくり楽しめるようにした。ジーンズはどれもストレッチデニムを使い、はき心地とシルエットの良さを重視した国産だ。中心価格は3万円。

豊富なシルエット、表情のジーンズを揃える

 同ブランドは卸が中心だったが、19年半ばに東京・代官山に初の直営店を出して以降、都心を中心に出店を継続。現在は直販事業(EC含む)が売り上げの75%を占めている。

 出店、インスタグラムやユーチューブなどSNSを活用した発信に注力し続けてきたことで、25年2月期のブランド売上高は前期比20%増となった。現在は売り上げの80%をレディスが占める。客層は幅広いが、30代、20代の順となっている。売り上げの85%をジーンズをはじめとするボトムが占めている。

 今春にルミネ立川などに出店したのに続き、今秋はニュウマン高輪と淀屋橋に2店を出した。総店舗数は24店(アウトレット1店含む)。「出店オファーはすごくある。デニムアイテムが主力なので、それを効果的に提案できる店作りを研究・進化させながら、出店はしていきたい」(秋山尚之常務取締役)と言う。

淀屋橋店の外観。レディスだけでなく、メンズのアプローチも強めていく


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