デジタルファッションでコンテスト開催相次ぐ 3Dデータの出口戦略広がる

2025/10/03 15:00 更新会員限定NEW!


豊島はベルエポック美容専門学校と協働で「ユースAIデザインアワード」開催

 デジタルファッション領域で学生や若者を対象にしたアワード開催が相次いでいる。これらコンテストを通じて、ファッション業界の領域を超え、ゲームやアニメなど境界分野で活躍できる人材育成が進んでいる。3Dデータを生かしたコンテンツの出口戦略が広がっている。

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DX化の需要に対応

 豊島は、ベルエポック美容専門学校と協働で、学生たちのAI(人工知能)技術におけるクリエイティビティー向上を目指すコンテスト「ユースAIデザインアワード」を開催した。

 同コンテストは、豊島が蓄積してきたAI(人工知能)技術や視点を用いて、「若者たちのAI技術を生かした創造力を向上させたい」(豊島の渡辺哲祥執行役員)という思いから、25年4月から取り組みを開始した。参加するのはベルエポック美容専門学校のトータルビューティ科・ファッションコース2年生の学生たち。同専門学校は「今後、増大するDX(デジタルトランスフォーメーション)化推進のニーズに対応した人材を育成する。ファッションDXスキルを習得して、その知見を基にファッション業界にとどまらない業界の領域を超えた境界分野での就業にも対応する人材を育てる」考えだ。

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