コロナ禍前後から続くリユースブーム。専門紙の最新の市場調査(23年版)では、その規模が初めて3兆円を突破するなど、今や看過できない規模にまで拡大している。成長をけん引するのは、消費者から買い取り、販売する〝バイセル〟業態の大手。海外から古着を輸入する伝統的なスタイルの古着屋も数を増やしている。一方で、ブランド品の相場低迷や仕入れ価格及び家賃の上昇、店舗増による競合激化もあり、全てのプレイヤーが市場拡大の恩恵を享受しているわけではない。リユース市場の今を追った。
大手がけん引
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