杉本佳子

89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ。http://yoshikoliciousbeauty.blogspot.com/)

ファッション+食で社会問題への関心楽しく喚起(杉本佳子)

2021/10/08

 多様化、包括性、環境問題、ブラックライブズマターなど、さまざまな社会問題への関心が高まるにつれて、以前の記事で紹介したような、スローガン入りのTシャツが増えている感がある。アメリカで特に重要な顧客層になってきてい...

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フィジカルショー復活したNYFW、何が違って何が同じ?(杉本佳子)

2021/09/24

 フィジカルショーが復活した2022年春夏ニューヨークファッションウイーク。コロナ前と何が違って何が同じだったのか、感染対策はちゃんと行われたのか、今後の課題は何か、時系列で様子を伝えたいと思う。≫≫杉本佳子の過去...



ノードストロームにみる、時代にあわせたポップアップショップの在り方(杉本佳子)

2021/08/27

 ノードストロームはニューヨークのメンズ店1階で、ポップアップショップを継続的に展開している。8月19日に新たに始めた「Concept 014: Found in Translation: A New Langua...



美容雑誌のアルーアが、初の直営店オープン(杉本佳子)

2021/07/08

 美容雑誌のアルーアが7月1日、初の直営店をノリータにオープンした。場所はかつて、セレクトショップのカリプソが店を構えていたところ。カリプソは90年代から2000年代にかけて大人気のセレクトショップで、店の数を16...



多様化進む中で生まれた先住民族支援のTシャツ(杉本佳子)

2021/06/11

 多様性が叫ばれる中、ファッション業界でも大企業、小さなブランドを問わず、人種や性別、性的マイノリティーなど、さまざまな分野のマイノリティーをサポートしようという動きが起きている。アメリカの先住民族もマイノリティー...



復興に進む過渡期のニューヨーク(杉本佳子)

2021/06/01

 ニューヨークに活気が戻ってきた。そのカギを握るのが、ものすごいスピードで進んだワクチン接種、そして誰でもどこでも気楽に受けられる検査だろう。私が昨年のクリスマスイブにPCR検査と抗体検査を受けに行った時は、まだ長...



ニューヨーク植物園で「KUSAMA: Cosmic Nature」展(杉本佳子)

2021/04/12

 ニューヨークは、ワクチン接種が急速に進んでいる。4月6日には、ワクチンを受けられる年齢制限が16歳以上の人まで拡大された。6月までには、ワクチンを受けたい人々の接種が完了すると見込まれている。映画館も開き始め、エ...



ネイキトワインズにみるユニークビジネスモデル(杉本佳子)

2021/03/01

 コロナが広がった時、まず思ったことの1つは、「コロナ前までサブスクリプション伸びてたけど、需要がかなり減るのでは?」だった。実際、レント・ザ・ランウェーは昨夏、すべての店を閉店した。同業社のレ・トートは同じ頃、チ...



ソーホーで日本の雑貨の展示即売会(杉本佳子)

2021/01/20

 コロナが広がって以来、見本市はすべてオンライン開催が続いている。そうした中、日本人クリエーターのサポートを目的としているソーホーのギャラリー「ナウヒア」で、展示即売会「DECO BOKO MARKET」が始まった...



店はやっぱり劇場ーードラマがあるところに人は集まる(杉本佳子)

2020/12/17

 9月、再開したハドソンヤードが閑散としていて寂しいとお伝えした。ハドソンヤードはそれ以前も、地下にあるスペイン料理のフードコート「リトルスペイン」をのぞけば、多くの客で賑わっているということはあまりなかった。ニー...