総合・ビジネス

《これからの百貨店運営2025④》顧客政策 外商顧客の囲い込み推進

2025/09/30

 顧客政策では、好調な外商部門をさらに強化する。上顧客とのつながりを深める施策が目立つ。外商以外の国内の一般客は、自社カードとは別にアプリを活用した新規客獲得に取り組む百貨店が多い。インバウンドは、都心部と地方都市...

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《ファッションリユースの現在地2025②》日本発リユースに伸びしろ 大手中心に相次ぐ海外進出

2025/09/30

 世界的な古着需要の高まりによる海外勢との仕入れ競争の激化、トランプ関税など、リユースの海外進出には障害が多い。それでも、日本企業が扱う商品は状態が良く、真贋(しんがん)の信頼性も高いため「ユーズド・イン・ジャパン...



高島屋、阪急阪神百貨店とキャンペーン 国内の産地・ファクトリーブランドを編集

2025/09/30

 高島屋は阪急阪神百貨店との共同キャンペーン「日本の美と技を未来につなぐ」の一環で、日本橋店1階に「メゾンドエフ」の期間限定店を開設している。9月30日まで。メゾンドエフは高島屋のセレクトショップで、国内の産地・フ...



24年度ファッションEC 市場規模は推定1兆9924億円

2025/09/30

 繊研新聞社が推定したファッション商品の24年度消費者向けEC市場規模は、前年度比5.4%増の約1兆9924億円、EC比率(国内ファッション市場に占めるネット販売比率)はほぼ前年並みの20.5%になった。23年度に...



《もう少し知りたい》アツギ、消費変化や経営環境の激変に苦闘 抜本改革を目指す新中計

2025/09/30

 アツギが25~27年度の中期経営計画を発表した。カジュアル化や〝生足〟志向などを背景に、主力事業のストッキング市場はピークの10億足からコロナ禍前で既に3億足近くに縮小していたが、その後の5年でさらに半減し、現在...



ジョイナス 今期売上高、当初計画の670億円超えへ 販促や改装で成果

2025/09/30

 相鉄ビルマネジメントが横浜駅西口で運営するジョイナス(地下2階~地上4階)は今期(26年3月期)売上高が当初計画の670億円(前期比0.4%増)を超えるペースで推移している。改装に伴う休業区画が多い中で、駅立地の...



ディアモール大阪、8月から営業時間を1時間短縮 売り上げは好調

2025/09/30

 大阪・梅田の地下街、ディアモール大阪(運営は大阪ダイヤモンド地下街)は、8月から営業時間を1時間短縮した。ES(従業員満足)向上が狙い。8月の全館売上高は、前年同月比7.1%増と好調だった。 物販・サービスは午前...



ワールド「コードエー」 認知拡大へ、初の常設店をオープン

2025/09/30

 ワールドのレディスブランド「コードエー」は、認知拡大に向けた取り組みを強めている。9月中旬にはルミネ新宿ルミネ2に初の常設店を開いた。今後は期間限定店も積極開催する。 23年春にスタートし、ECと期間限定店を中心...



青山商事、Z世代向け新業態「AO+」1号店をオープン デジタルで新たな買い物体験

2025/09/30

 青山商事は、Z世代向けにデジタル特化型店舗「AO+」(アオヤマプラス)の1号店を東京のJR高円寺駅北口に10月3日、グランドオープンする。 同店は、①LEDディスプレーを店舗外観に設置し、デジタルを駆使してブラン...



伊藤忠商事 「ランバン」が堅調 猛暑対応の雑貨中心に伸長

2025/09/29

 伊藤忠商事が運営する「ランバン」のライセンス事業が25年1~8月、堅調に推移している。猛暑対応のファッション雑貨を中心に販売が伸びた。ブラックフォーマルもブランドを代表する定番品を主力に顧客から根強い支持を得てい...