【商社・新たな階へ④】古くて新しい投資・M&A
2018/04/09
商社にとって古くて新しいビジネスモデルが事業投資、M&A(企業の合併・買収)だ。商社の事業投資は明治時代からで、最近は投資先の経営に深く関わって企業価値を向上させる「事業経営」の意味合いが強まった。成長に...
2018/04/09
商社にとって古くて新しいビジネスモデルが事業投資、M&A(企業の合併・買収)だ。商社の事業投資は明治時代からで、最近は投資先の経営に深く関わって企業価値を向上させる「事業経営」の意味合いが強まった。成長に...
商社の〝出口〟戦略が大きく変わろうとしている。「世界経済をリードする米国や中国のIT大手企業と接点を作れていない。今の成功をゼロと考え、新たなビジネスモデルを生み出す」。過去最高益を狙う伊藤忠商事の岡藤正広社長が...
デジタル化の波が一気に押し寄せてきた。商社は「変化はチャンス」として、その波を捉えつつある。先行するのは、生産現場でのロスの削減やオフィス業務の生産性の向上だ。【関連記事】【商社・新たな階へ①】どこで作るかからど...
サステイナビリティー(持続可能性)やエシカル(倫理的な)、エコロジーに配慮した素材や製品が求められ、企業の評価基準の一つになりつつある。欧米に比べて国内市場の関心は薄いが、「価値観が一気に広がる可能性」(瀧定名古...
時代の変化に応じてビジネスモデルを進化させてきた商社の繊維事業だが、主力である製品OEM(相手先ブランドによる生産)に綻(ほころ)びが生じている。国内市場での成長が期待できず、各種のコストアップ、中国の環境規制の...
非塩素防縮加工でエコフレンドリー 東亜紡織と森保染色、ソトーが共同で開発した非塩素防縮加工「ライフファイバーEFT」。洗濯しても縮まないことによるウォッシャブル性能や、従来の防縮加工に比べ塩素を使わないため環境に優...
カイタックホールディングス(岡山市)は今年、グループ創業70周年を向かえ、3月1日付けで現社名に変更した。カイタックホールディングスでは貝畑雅二代表取締役社長が代表取締役会長を兼務する。カイタックトレーディング、...
京王百貨店は、来月より始動する2018年度からの中期3カ年計画で、「利益指向経営」に向けた収益力の向上に重点を置く。前中計で「客層の拡大」「販路の拡大」を推進してきたが、成長の芽を新中計でさらに大きく育てる。20...
転換期のファッションビジネスに対応して新たな事業領域を拡大 ファッションビジネスは、国内のアパレル市場の成熟化に加え、デジタル化の進展に伴い消費者の購買行動が急速に変化するなど、今、大きな転換期を迎えています。この...
旭化成の繊維事業が業績好調だ。03年にいったん分社化し、ポリエステル繊維の撤退など事業構造改革を実行。苦難の時期を乗り越え、差別化された四つの素材事業で再び成長軌道に乗っている。キュプラ繊維「ベンベルグ」の民族衣...