【ファッションとサステイナビリティー】キューテック CSR監査業務に注力

2020/08/05 05:00 更新


 日本繊維製品品質技術センター(キューテック)は、アパレル関連企業の持続可能な事業活動に向けた支援業務を強化している。

 主業務である品質検査を通じた品質価値の向上支援とともに、製造工場のCSR(企業の社会的責任)に関わる監査業務が重点だ。CSR監査は、ガバナンスや人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティーへの参画といった項目について監査を実施する。そのうち、環境の項目では有害物質に関する監査も行う。その一環で昨年、有害物質の排出ゼロを目指す国際団体、ZDHCに加盟。同団体の情報も活用しながら、「サプライチェーン全体で有害物質不使用を示し、評価できる体制を整えていく」という。

 キューテックは16年から品質検査と簡易なCSR監査を組み合わせて対応してきたというが、この間は企業がCSRを果たすため、特化した監査業務を請け負っている。国内はもちろん、中国・上海でも対応する。ASEAN(東南アジア諸国連合)では東京からスタッフを派遣して監査する。監査は短時間で済むものではなく、徹底的に行うため、監査される企業側の経営者や営業部門の理解が必要となることから、CSR監査の必要性を伝えるセミナーを開催している。

CSR監査の必要性を伝えるセミナーを開催

(繊研新聞本紙20年7月28日付)

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