【ファッションとサステイナビリティー】FYS 流通ハンガーの再利用さらに

2020/08/05 05:00 更新


 流通ハンガーのリユース・リサイクル事業を広げるFYS(エフワイエス、岐阜市)は、独自の仕組み「APRES」(アプレス)によるプラスチックハンガーの循環に力を入れる。環境省の産業廃棄物処理広域認定制度に基づいた事業を推進し、廃棄プラスチックの削減を通じた環境保護、小売り・ブランド企業のトータルコスト低減に寄与する。既にワールドと取り組んでいるほか、平和堂の子供服やマツオインターナショナルなども手掛け、コロナ禍で遅れたTSIホールディングスとの取り組みも9月のスタートを予定する。

 仕上げ工場から物流センター、そして店舗へと運ばれる服に使われるハンガーをFYSセンターで回収・再利用する。CSR(企業の社会的責任)の観点からプラスチック製ハンガーの扱いへの関心が高まると同時に、そのためにかかる費用を抑えたいという小売り・ブランド企業のニーズもあってアプレスが広がっている。

 事業拡大に向けパートタイマーを増員した矢先のコロナ禍。4、5月は大幅な減収となったが、経験を積んだ従業員の離職を防ぎ、企業として責任を果たすため、給与を払い続けた。「環境保護の静脈産業」として取り組みをさらに強める。

7月15日に開かれたJAFIC環境配慮型資材展で「APRES」をアピール

(繊研新聞本紙20年7月28日付)

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