《めてみみ》「何を」よりも「どんな風」に
2023/10/03
創業から十数年のアパレル企業の社長に聞いた話だ。新規事業を始めるに当たって、大手や老舗ブランドで働いていた人材を採用した。実績も経験もある人を選んだつもりだったが、企業風土になじめなかったのか、結局数年もせずに辞...
2023/10/03
創業から十数年のアパレル企業の社長に聞いた話だ。新規事業を始めるに当たって、大手や老舗ブランドで働いていた人材を採用した。実績も経験もある人を選んだつもりだったが、企業風土になじめなかったのか、結局数年もせずに辞...
古着屋や古本屋、クリエイターのショールーム、コロッケ屋。古い長屋や、廃れた市場の跡地を再利用して、個性ある若者が開業する。名古屋のある街ではそんな店が増えていて、聞けば、ある大家夫婦の働きかけによるものだという。...
インドの存在感が高まっている。22年のGDP(国内総生産)はドイツに次ぐ世界5位。わずか20年で約10倍に成長した。人口増はこの先40年続く見通しで、GDPは30年に日本を抜き、50年には世界2位になると見られる...
24年春夏デザイナーコレクションはミラノからパリへと舞台を移した。ミラノではサバト・デ・サルノの新生「グッチ」や、ピーター・ホーキングスによる「トム・フォード」のデビューが話題となった。 デザイナーの交代により新...
岩手県陸前高田市のオートキャンプ場「モビリア」は東日本大震災以降、仮設住宅が10年以上設置されていた。9月23日、その跡地はスノーピークが運営する新たなキャンプ場として生まれ変わった。元々のファンも多く、地元住民...
アパレル生産の東南アジアシフトが加速している。1~7月の衣類輸入(速報値)では、1位の中国の割合(数量ベース)は57.3%で、2位のベトナムが15.2%、ASEAN(東南アジア諸国連合)は31.8%だった。10年...
少し前だが、大手小売りがブランド主導で「ライフデザイン講座」を開いた。全国の店長を集めた会議でファイナンシャルプランナーに金融リテラシーを学び、人生設計を考えるものだ。 そのブランドはヤング市場を強みにする同社が...
ラグジュアリーブランドを束ねるヨーロッパ発のコングロマリットに続いて、つい最近、アメリカからも複数のブランドを束ねるタペストリー社が名乗りを上げ、ラグジュアリーブランド買収合戦は加熱するばかりだ。富裕層マーケット...
中国も技術開発力が向上し、日本の物作りの競争力は厳しくなっていると言われる。とはいえ、日本人が追求する精巧さで優位にある分野は、まだしっかりと存在する。 インターテキスタイル上海でジャパンパビリオンに初出展したト...
クワイエットラグジュアリーと呼ばれる上質な高額品市場が広がっている。ブランドロゴや派手なデザイン性を排し、抑制された配色の基本的なアイテムで、より洗練されたスタイルだ。「ロロ・ピアーナ」「ヘルノ」「ブルネロクチネ...