〝べビーカシミヤ〟の名称を考案した東洋紡糸工業 カシミヤ原料の検査に全身全霊
2024/11/13
〝べビーカシミヤ〟という名称を聞いたことはあるだろう。この名称を考案したのが、紡毛紡績を主力とする東洋紡糸工業(大阪府忠岡町)。その定義まで作った会社だという。世界で年間20トン程度しか生産されない希少な原毛の供...
2024/11/13
〝べビーカシミヤ〟という名称を聞いたことはあるだろう。この名称を考案したのが、紡毛紡績を主力とする東洋紡糸工業(大阪府忠岡町)。その定義まで作った会社だという。世界で年間20トン程度しか生産されない希少な原毛の供...
東京・亀戸の縫製工場、ボンド企画は地の利を生かした小ロット・高品質生産を強みに難易度の高いデザイナーブランドの服作りで存在感を示す。中国人の技能実習生を含め28人の従業員で、カットソーから布帛までメンズ、レディス...
職人の高齢化などによる工場の廃業が増え、規模が縮小している国内産地は多い。かつて、絹織物やネクタイの製造などで栄えた八王子産地もその一つだ。そうした中、昔ながらの手捺染によるシルクスクリーンプリントを主力に、活躍...
オンワードホールディングス(HD)のグループ会社でフラッグシップファクトリーの「カシヤマ・サガ」(佐賀県武雄市)は、「デザイナーの思いを具体化する」をミッションに、世界へ向けた物作りに取り組んでいる。デジタルなど...
尾州産地の有力糸染め・加工メーカーの森保染色。家庭用染料販売として創業後、1950年に染色加工業に転じた同社。尾州産地の拡大期にウールの染色加工業として加工量を増やし、その後ウール産業成熟化に伴って車両用の加工を...
メンズブランド「メアグラーティア」のデザイナー、関根隆文セミナ代表は、今春から取引していた山梨県甲州市の縫製工場の事業を承継した。1社での工場運営は困難と考え、仲間の企業と3社での共同運営という形(T・D・Y・イ...
小高一樹代表自身が手掛ける「アジャスタブルコスチューム」は1940~60年代のクラシックスタイルを提案するメンズブランド。ビンテージを手本にオリジナル開発した生地で独自の世界を表現する。 英国で150年続くシルク...
久留米絣産地など地域文化を盛り上げるうなぎの寝床(福岡県八女市)の取り組みが注目されている。その主力となるのが、もんぺづくりを中心とする久留米絣産地活性化へ向けた活動だ。現代風のもんぺを切り口に うなぎの寝床は地...
パリのメンズファッションウィークで活躍している「ターク」の強みの一つは、テーラードジャケットやMA-1などに施されたコード刺繍だ。ブランドを運営するターク代表兼デザイナーの森川拓野さんは、国内2社の縫製工場との協...
国内で紡毛の紡績をする企業は数えられるほどしかなく希少な存在だ。カシミヤの糸が紡績できるのは限られる。その中の1社が千葉県柏市で1952年に創業した小金毛織(石井仁郎社長)。同社の生産子会社である秋田小金(秋田県...