ものづくり最前線

世界に誇る「日本製」の技術と品質。ファッション業界で国内生産が減少するなかでも、国産の“ものづくり”にこだわり、技術を守りながら進化を続ける製造現場に光を当てます。現代の匠たちの情熱と挑戦、日本のものづくりの今と未来をお伝えします。

染色加工の岐セン、技術力でファッションを支える 未来を見据えた環境対応も推進

2026/10/07

 素材の表情を引き出し、機能を加え、製品の価値を高める染色加工。創立80年を超える岐セン(岐阜県瑞穂市)は、長年培ってきた染色加工技術を磨きながら時代ごとに変化する市場のニーズに応えてきた。現在は技術開発に加え、環...

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「アサヒサトウ」佐藤旭海さん、自由な発想で靴作り 今春には初の展示会を開催

2026/09/16

 シューズブランド「アサヒサトウ」を手掛ける佐藤旭海さん。靴作りの専門技術を土台に、自由な発想を取り入れたレザーシューズを制作する。 高校卒業後は水野学園で靴作りの基礎を学んだ。「ここのがっこう」にも通い、ファッシ...



内田縫製のジーンズ新工場、働きやすい環境で若者に技術継承 手間がかかるものを高い品質で

2026/09/16

 ジーンズ縫製の内田縫製(岡山県津山市)は、26年2月から新工場を稼働させ、活気にあふれている。ファクトリーブランドを引き金に、若者の雇用が順調に進み、「もっと良い環境で働いてもらいたい」(内田政行社長)と、約3億...



新潟県見附市の三本テキスタイル、インターシャの強みを磨く 手間をかけた緻密で上質な仕上がり

2026/09/02

 新潟県見附市のニッター、三本テキスタイルがインターシャを強みに堅実な事業展開を進めている。生産に手間や時間がかかるインターシャだけに手掛けるニッターは少ないが、インターシャの中でも高度な技術のある編み機を使用し、...



東京下町の服づくり 専門工場の分業制で小ロットに対応、熟練職人が支える

2026/08/19

 昔メリヤス産地と言われた墨田区を中心に、東京の下町エリアには、いまだにカットソー関連のメーカー、小さな縫製工場、加工場などが残っている。東京という地の利を生かし、それぞれの工程に特化した専門工場による分業制による...



成和の生地工場・成和ネクタイ研究所 70年磨き続けた技術 服地の開発にも挑戦

2026/07/29

 ネクタイメーカの成和が東京・八王子市に織物工場を開設したのは1956年。以来「メーカーなら自社で生産機能を持つべき」(同社)という信念の下、生地の内製を続けている。近年、ネクタイ業界は厳しい状況にあるが、積み上げ...



長沢ベルト工業、伸縮ベルトで新規客獲得 昔ながらの手仕事のぬくもりを守る

2026/07/15

 先代社長が1967年にベルト製造を開始して来年で60周年を迎える東京都葛飾区の長沢ベルト工業。ウエストゴム入りのイージーパンツがファッション市場に定着し、ベルト離れが進む中、同社は20年2月に伸縮ベルトの構造を実...



ジャカード織物のコマテックス、取り組み型の運営で存在感 自社工場化を転機に

2026/07/01

 石川県能美市でジャカード織物を作り続けているコマテックス。92年に北陸産地のジャカード産元商社として設立したが、「環境の変化により、このままでは先が見通せない」(大川愼一社長)と、自ら特徴のあるジャカード織物をつ...



縫製工場のモンスター、強みは多様な製品を縫う技術 事業継承へ新たな取り組み

2026/06/17

 福井県越前市で足袋の生産から始まった縫製工場のモンスター。今年で創業77年の同社は時代の需要に応え、インナーからアウターまで多様な製品を縫い、ものづくりの知識と経験を蓄えてきた。確かな技術力が評価され、OEM(相...



京都のバッグ「ハームナント」 地元メーカーの生地を使い、伝統技術の良さを形に

2026/06/03

 きもの・帯製造販売の西捷(京都府中京区)が25年9月にスタートした国産のバッグ・小物ブランド「ハームナント」。きもの業界の縮小、高齢化が続く中、新規事業として立ち上げた。地元のメーカーが作る生地を使い、京都の伝統...