ユニクロは19~20年秋冬物で「機能美から生まれる新しいデザイン」をテーマに、多様化するライフスタイルに沿って機能性とデザインをアップデートした服を提案する。「ボリューム」と「ハイブリッド」をキーワードに、ボアフリースの商品バリエーションを増やすほか、ダウンと合繊わたを組み合わせたジャケットやコートを新商品として出す。パンツもはきやすさを考え、トレンド性も加味したデザインを増やす。
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着用シーンに合わせ、街着としても使える「アウトドア」、オン、オフどちらでも使えるカジュアルの「ワーク&クラフト」、デザイン性に重点を置いた「アート&デザイン」の三つの切り口で商品を企画した。
アウトドアでは「ハイブリッドダウン」を新商品として出す。身頃にダウン、袖や脇、裾の部分に東レと開発した吸湿発熱機能を持つ合繊わたを使い、体を動かしているときも快適に着られるようにした(9990円)。ウルトラライトダウンも、ダウン量を増やし、従来よりボリュームを持たせたタイプも出す(6990円)。「暖パン」も裏地にフリースを付け、従来のフィルムを貼ったタイプよりはき心地を良くした。

ワーク&クラフトでは、昨年も人気だったボアフリースの商品を増やし、ノーカラーのジャケット(2990円)やコート(3990円)を企画した。「ユニクロU」のウィメンズのパンツではワイドシルエットのカーブパンツでチノ、ジャージーを使ったタイプが加わる。メンズのジーンズはレギュラーフィットを太もも周りに余裕を持たせた新しいシルエットに変更した。

アート&デザインでは、ウィメンズのダブルフェイスのウールコートでコクーンシルエットの商品を出す(7990円)。メンズでは、英国調のチェック柄を配したチェスターフィールドコートも企画した。このほか、毛足の長いふっくらしたニットでトップとスカートのセットアップも出す。
