ジーンズ縫製の内田縫製(岡山県津山市)は、26年2月から新工場を稼働させ、活気にあふれている。ファクトリーブランドを引き金に、若者の雇用が順調に進み、「もっと良い環境で働いてもらいたい」(内田政行社長)と、約3億円かけて新工場を建てた。設備を増強しただけでなく、食堂を新設し、工場内にファクトリーショップも併設。「みんなのモチベーションは高い。地元の人ももっと元気にできる存在になりたい」と目標を話す。
自社ブランドが転機に
同社は69年に創業。90年代に生産能力を大きく拡大した。その後、海外へと生産シフトするジーンズブランドもあったが、培ってきた技術や柔軟な発想を生かし、現在に至る。
大きな転機となったのが16年の自社ブランド「UCHIDA HÔSEI」の立ち上げだ。コロナ禍を機に全国でファクトリーブランドが増えたが、同社はもっと前から着手した。国内技術を生かしたジーンズをはじめとするデニムアイテムを、期間限定店を皮切りに、自社EC、応援購入サービスの「マクアケ」で繰り出してきた。
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