ECサイト「北欧、暮らしの道具店」などを運営するクラシコムは、25年7月期に発表した3カ年計画での中期目標となる連結売上高100億円の突破とEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)マージン15%の回復を、26年7月期に1年前倒して実現した。
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20期連続での増収増益となり、上場から4年で連結売上高、EBITDAともに倍増。「売り上げは10年で5倍になっている」(青木耕平社長)としている。今期も「しっかり伸ばす」とし、連結売上高117億円(前期比13.1%増)、EBITDA17億5500万円(9.6%増)、営業利益16億7500万円(9.5%増)を見込む。
伸びの背景にあるのは、創業以来続けて来た、北欧、暮らしの道具店における販売カテゴリーのマルチ化と、SNSをはじめとする顧客接点のマルチ化。双方を掛け合わせることでアクセス可能な市場の規模を拡大させてきた。雑貨からアパレル、コスメに家具と、販売カテゴリーのマルチ化に伴い、当初30~40代がメインだった顧客層が、現在は50代以上の客も増加し幅が広がった。
加えて、25年7月期から年間10億円規模のマーケティング投資を行い、主にウェブ広告を通じて新規客獲得とアプリダウンロードを促進。アプリは累計600万ダウンロードを超え、購買の8割がアプリ経由となり、LTV(顧客生涯価値)も向上している。
今期以降については、明確な中計などの発表は行わない。なお、28年7月期には北欧、暮らしの道具店が20周年を迎え、様々な企画を進める予定だ。「成果を出すには準備が必要。今期はこの2期をしっかり振り返ってメンテナンスし、準備する期となる」としている。