ヒューマンメイドは9月11日、「アンダーカバー」を展開するアンダーカバー(東京)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。取得価格は5億3800万円。27年2月に譲渡を実行、28年1月期第1四半期から連結子会社となる。
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ブランド価値が利益に十分結びついていない企業をM&A(企業の合併・買収)し第二、第三の柱に育てる成長戦略の第1号案件。アンダーカバーは世界的知名度を持つ一方、売上高の36億円(26年6月期)はヒューマンメイドのざっと四分の一にとどまり、乖離(かいり)を成長余地とみた。
ヒューマンメイド創業者で大株主のNIGO氏とアンダーカバー創業者である代表の高橋盾氏は、裏原宿カルチャーをともに築いた知己の仲でもある。
買収後、高橋氏はヘッドデザイナーに専念、経営はヒューマンメイドが担う。ヒューマンメイドの成功モデルである経営とクリエイティブの分離を踏襲するかっこうだ。販売を直営・自社EC中心へ転換し収益改革を進め、中期に売上高45億〜55億円、営業利益率20%以上を目指すとしている。
松沼礼代表取締役CEO(最高経営責任者)は、「コスト構造を見直せば、ブランドの知名度からも成長のポテンシャルは非常に高いはず。新ラインの展開も考えている」と話した。