アダストリアグループ全体の新入社員の記念撮影
アダストリアとユナイテッドアローズ、ベイクルーズは25年度の入社式を行った。3社のトップは新卒社員に対し、どんな働き方を望むか語った。
失敗恐れず挑戦を
アダストリアはグループ合計221人を採用した。
木村治社長は「ファッションは生活の全てを含む」と説明し、「今後は様々な領域でお客様だけでなく、他社ともつながりを作るプラットフォーマーを目指す」と話した。新入社員には「たくさんの人と関わり、少しずつ自分ができることを見つけてほしい。失敗を糧に成長を目指す企業だ。恐れず挑戦してほしい」と語った。
自分の個性大切に
ユナイテッドアローズは116人を採用した。前年より12人少ないが、今年度から高卒社員の採用も始めた。
松崎善則社長は「ファッションは人生を変える力を持っている。これを通じてお客様を豊かにすることが当社の社会貢献」だと話した。「自分の個性を大切に。悩んだら企業理念である〝真心と美意識〟に立ち返ってほしい」。
成長分野に自信を
ベイクルーズグループは過去最多の253人を採用した。
杉村茂代表取締役CEO（最高経営責任者）は「当社の業績はコロナ前水準を上回った。ファッションは成長分野であると認識し、自信を持って仕事に打ち込んでほしい」と話した。給与の引き上げや現場研修の改善など人材育成に力を入れており、「店舗を経験した優秀な社員を本社に登用する制度も整えている」と強調した。
