「配信内容のどこに反応してくれたのか。分析が大切」と話すのは、パルの第五事業部本部の中村元気SNSディレクター。2月の全社大会で、SNS部門において、24年度のインフルエンサーオブザイヤーに選ばれた。
「CPCM」で24年10月に自身が企画した服を動画配信したのが、SNSに本格的に取り組んだきっかけだ。年間で14万8000人以上フォロワーを増やした。「数値は人の感情」と捉え、配信に対する反応の中にある「〝なぜ〟を想像すること」を重視し、コンテンツを考えてきた。フォロワーの約25%を女性が占めるように、「夫のファッションの参考になる」というニーズを満たしていることがうかがえる。今後は自らの発信を継続するとともに、「若い人にもっとSNSノウハウを共有したい」と抱負を語る。