絹紡績を手懸ける中川絹糸(滋賀県長浜市、中川嘉隆社長)は、インドのタサール蚕が作る「枝絹」と呼ばれる部分を使用した糸「ギチャ・シルク」を開発した。枝絹を直接インドから輸入し、国内で精練から一貫生産することで品質の安定化に成功した。ウールのような風合いと上品な光沢を持ち、天然の濃淡を利用して杢調に仕上げた。
中川絹糸、印蚕の「枝絹」でシルク糸
2016/09/07 06:17 更新
2016/09/07 06:17 更新
絹紡績を手懸ける中川絹糸(滋賀県長浜市、中川嘉隆社長)は、インドのタサール蚕が作る「枝絹」と呼ばれる部分を使用した糸「ギチャ・シルク」を開発した。枝絹を直接インドから輸入し、国内で精練から一貫生産することで品質の安定化に成功した。ウールのような風合いと上品な光沢を持ち、天然の濃淡を利用して杢調に仕上げた。