ゴールドウインは、オリジナルブランド「ゴールドウイン」の東京・丸の内の旗艦店を移転リニューアルした。21年にオープンした中国・北京店を皮切りに、国内では5月に出した京都店にも導入したサロン形式の売り場などを取り入れた。売り上げは移転前の30%増を目指す。
【関連記事】「ゴールドウイン」 社名ブランド出店加速 京都に関西初の旗艦店 33年500億円へ
アウトドアの機能性を落とし込んだ合繊のセットアップや、Tシャツ、シャツなどのカジュアルウェアを中心に揃える。1ラックに出す商品を8~10着に絞り、常時45~60品番をゆったりと見せ、売り場に高級感を出す。
店舗デザインは京都店に続いて建築事務所、新素材研究所が担当した。石畳にみせる床や店内中央にある大型の盆栽など、日本庭園をイメージさせる雰囲気にした。



中国・深圳の商業施設ミックスシティにも新店をオープンした。大手IT企業やベンチャー企業が多い立地で、若い富裕層の獲得が期待できる。年内に瀋陽、西安やロンドン、ソウルへの出店も予定しており国内外で出店を継続する。