初の「山の日」、売り場に効果は?

2016/08/02 06:16 更新


特設コーナーやセールで仕掛け

 今年から「国民の祝日」に新たに加わった「山の日」(8月11日)にからめ、スポーツ小売り各社が登山関連品の打ち出しを強めている。特設コーナーの設置や登山講習会の実施など仕掛けは様々だ。

 登山用品市場は近年縮小しており、アウトドア業界では山の日をきっかけに、再び登山への関心が高まることを期待する。ただ、夏休み期間中にある祝日のため、「山の日によってどこまで消費が盛り上がるかは見えづらい」との声も聞かれる。

 メガスポーツは山の日に合わせて、関連イベントに取り組む。「スポーツオーソリティ港北センター南店」では、8月11日に店内の特設コーナーを設けて外部講師による「富士登山講習会」を実施する。また、同日にメーカー担当者によるサプリメントやテーピングの講習会、トレッキング商品の体験会など12のイベントも開く。

 アルペンでは今シーズンから、登山関連品を通路に面した什器で展開し、視認性を向上。チラシにもトレッキング関連品を打ち出し、値頃商品も例年より充実した。

需要喚起策に取り組む小売りが目立つ(スーパースポーツゼビオららぽーと横浜店)
需要喚起策に取り組む小売りが目立つ(スーパースポーツゼビオららぽーと横浜店)
仕掛けは通販サイトでも(画面は<p><a class="btn btn-primary href=" href="http://zozo.jp/shop/zozoused/news/yamanohi/">ゾゾユーズド</a></p>)
仕掛けは通販サイトでも(画面はゾゾユーズド)
登山靴はローカットが売れ筋(写真はサロモン)
登山靴はローカットが売れ筋(写真はサロモン)

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