特設コーナーやセールで仕掛け
今年から「国民の祝日」に新たに加わった「山の日」(8月11日)にからめ、スポーツ小売り各社が登山関連品の打ち出しを強めている。特設コーナーの設置や登山講習会の実施など仕掛けは様々だ。
登山用品市場は近年縮小しており、アウトドア業界では山の日をきっかけに、再び登山への関心が高まることを期待する。ただ、夏休み期間中にある祝日のため、「山の日によってどこまで消費が盛り上がるかは見えづらい」との声も聞かれる。
メガスポーツは山の日に合わせて、関連イベントに取り組む。「スポーツオーソリティ港北センター南店」では、8月11日に店内の特設コーナーを設けて外部講師による「富士登山講習会」を実施する。また、同日にメーカー担当者によるサプリメントやテーピングの講習会、トレッキング商品の体験会など12のイベントも開く。
アルペンでは今シーズンから、登山関連品を通路に面した什器で展開し、視認性を向上。チラシにもトレッキング関連品を打ち出し、値頃商品も例年より充実した。