ファーストリテイリング傘下のファーストリテイリングフランスが6月20日、法的再生手続きを申請した背景には、ファッション市場を揺るがす二つの潮流、リセール市場の拡大とウルトラファストファッションの台頭がある。
【関連記事】「コントワー・デ・コトニエ」「プリンセス・タムタム」 法的再生手続きを申請
価格志向と循環型消費を背景にして勢いを増すこれらの勢力は、長年フランスのプレタポルテを支えてきた中価格帯のSPA(製造小売業)やブランドの足元を揺るがせ、構造的な行き詰まりへと追い込んでいる。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!