ミズノ　DtoC拡大さらに　相次ぎ新業態で直営出店

「ミズノショップりんくうプレミアム・アウトレット」ではシューズの扱いを拡大

　ミズノは新業態での直営出店を拡大している。昨年11月に初のスニーカーを中心とした「ミズノショップ心斎橋」を出店、今年3月には初のアウトレット「ミズノショップりんくうプレミアム・アウトレット」を開設した。「DtoC（消費者直販）を今まで以上にやっていくというのは社内でも共通認識として進めている」（水野明人社長）として、EC強化と共に様々な業態での直営出店を検討している。

（小田茂）

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　ミズノショップ心斎橋は好調な出足で、開店から前期（24年3月期）末までの販売目標6500万円に対し、70％増ペースで推移している。商店街に面し、アジアを主体としたインバウンド客が8、9割を占め、〝ライフスタイルシューズ〟と呼ぶスニーカー類が人気となっている。ランニングシューズやサッカーシューズも置いており、アパレルも1割ほどを占める。