三井不動産 ロンドンの大型複合開発、第1期が完工

2018/11/27 06:28 更新


 三井不動産が英国子会社を通じてロンドンで進めている街作り型大規模再開発事業「テレビジョンセンター再開発計画」の第1期が完工した。

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 同計画は英公共放送局のBBCから取得した土地・建物をオフィス、住宅、ホテル、飲食店、映画館などの複合施設に再開発するプロジェクト。ロンドン市ウエストエンドから西に約6キロの距離にある再開発エリアに位置する。

 開発計画エリア全体の敷地面積は約12万4000平方メートル、総延べ床面積約39万6000平方メートルで、「ロンドンでの日系企業の都市開発では最大規模」という。第1期の敷地面積は約3万9000平方メートル、延べ床面積約12万5000平方メートルで、オフィス(延べ床面積約5万5000平方メートル)、分譲住宅(432戸)、ホテル・クラブなどで構成。既にオフィス、ホテルは稼働している。「営業状況は好調で、分譲住宅は約9割が成約、オフィスは満室でホテルも高稼働している」という。



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