算数で極める達人MDへの道《第2講》⑳(佐藤正臣)

2021/01/25 06:00 更新


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来期はどんな商品が売れるのか?売りたいのか?⑤

 

Dさん。今回は、実際にカテゴリーの売上予算を数字を入れて実践してみよう!という段階にきました。ところで、Dさん。前回の記事で、私がカテゴリーの売上予算を設計する際に、意識・注意すべき点を4項目掲げたと思うのですが、それは何でしたっけ??

*佐藤さんの過去ブログはこちら

へい。(''◇'')ゞ以下の点になります。

① ブランドコンセプト
② トレンド分析
③ 過去データ分析
④ その他

 このことです。


はい。その通りです。では、今回も”適時”のときに述べた、ショップの癖を知るために、③の過去データを知らべてみましょう!そして、①のコンセプト。②のトレンド分析を踏まえながら、仮説をたて、そのことをカテゴリーの売上予算を設計に反映させてみましょう!では、Dさんお願いします。

 

へい(''◇'')ゞ了解しました。今回はこの連載の都合上。過去2年分を調べます(本当は3年以上はあった方が良い)。


(先に言われてしまった_| ̄|○)

 

................(調査中).................せんせ。こんな感じになりました。

図①:過去2年分の売上構成比


 

Dさん過去データを調べてみての感想は?


ふ~ん。こんな感じか~...というくらいです。


(@ ̄□ ̄@;)!!(汗)


ただ、過去の反省会の議事録を読むと、以下のようなことが書かれていました。

 

毎年スプリングコートを作りすぎている!

 

このことが強調されていますね...ただ、毎年同じ失敗を繰り返していて、反省会が全く活かされていない_| ̄|○情けない限りです...


あと、気づいた点はありますか?


そうですね...私のショップはレディースなのですが、思っている以上に、ニットの売上構成比が少なく、カットソー・ブラウスの構成比が高いのだな?ということです。私の組織のショップコンセプトを体現した数字の出方ではあるなと再確認しました。


なるほどです。では、Dさん。いよいよカテゴリーの売上予算を設計してください!先ずは、春物商品から考えてみましょう!


へい(''◇'')ゞ 先ずは”適時”のときにも実践したように、せんせに言われた、①②③のことを踏まえて、今回も仮説を立ててみます。

 

A(外)アウターの売上構成比は下げる。
B 3・4月はなんだかんだで寒い。(内)アウターの売上構成比は、(外)アウターを下げた分を増加させる
C 今年のトレンドを考えると、ブラウスよりもカットソーに重きを置きたい。
D 同じくトレンドを考えると、スカートよりもパンツを充実させたい。
F とくに、スカート・パンツの売上構成比は、大胆に数字を変えたい!

 

こんな感じでしょうか?


ブラボー!素晴らしい! では、夏物商品はどう考えますか?


へい。夏物商品も基本。春物と同じ考え方です。但し、女子は寒がりも多いですし、毎年冷房対策のはおりが必要!みたいなことを言われるので、その商品の枠が取れるように、(内)アウターの売上構成比を上げました。数字は以下のようになります。

図2:今期売上設計


★今期カテゴリー予算設計



なるほどです。読者の皆様には、この数字が見づらい可能性も高いので、次回はDさんが、設計したカテゴリーの売上予算の詳細を説明しそして、このシリーズの纏めのお話をしましょう!


へい(''◇'')ゞ了解しました。では、皆さん。次回もお楽しみに(@^^)/~~~



佐藤正臣

95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立上をMDとして担当。10年よりフリーランスとして活動開始。シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。小売り企業へのMDアドバイスや専門学校での講義・また海外での講義等。現在、多方面で活躍中。www.msmd.jp

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