量販店向けレディスアパレルメーカーは、23年晩夏から秋冬の商談を積極的に進めている。今春物は外出需要や気温の上昇が後押しし、順調に滑り出した。名古屋で今月開かれた「シグマグループ展」では、消費者の購買意欲の高まりから、次シーズンに向けたバイヤーの仕入れ意欲も高いと見て、メーカー側も気合いが入った。
(小坂麻里子)
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コロナ前の規模に
「今秋冬物は特に力を入れた」というのは布帛を得意とする千種。「節電対策できるジレ、カジュアル向けニット、オケージョン対応のエレガンスを充実させ、社として秋物の売り上げを底上げする考え」だ。
展示会の来場者は「前回よりは増えた。3年ぶりに来場された取引先もある」(エフビー)、「新規が増え、前回に比べ1割増しの状況」(エフリード)とにぎわいを取り戻した。
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