立地ごとに異なるコンセプトと品揃えで出店を拡大する考えだ
エストネーションは「アッセンブルエストネーション」の出店を拡大する。客層や立地に合わせてオリジナルのウェアと雑貨を編集し、コンパクトな売り場面積で販売する新業態で、4月のギンザシックス1号店に続き、6月28日に2号店をアトレ恵比寿に出す。
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広い売り場面積を必要とするセレクトショップの「エストネーション」に対し、アッセンブルはウェアから雑貨まで複数のオリジナルレーベルの商品を、対象とする客層に合わせて編集し、66～99平方メートル程度の売り場面積で出店できるよう開発した。
販売するのは、ウェアの「コラム」「エッセンスオブラグジュアリー」「ザ・ファースト」「ワングラビティ」、レザーグッズの「ウィズグッドシューズ」、ジーンズの「ネイル」、ダウンウェアの「パッド」などこれまで開発してきたオリジナル商品だ。
店ごとにコンセプトを変える。ギンザシックス4階に出した1号店はウィメンズ単独店で、仕事を持つ大人客をターゲットとし、「モダンガール」というコンセプトを設定。自分のライフスタイルを確立した女性をイメージして品揃えした。
アトレ恵比寿に出す2号店は「センスの、いい人」をコンセプトにした。施設近隣に暮らす、比較的高所得の女性の利用が多いというアトレ恵比寿の特性に合わせ、コラム、ネイルなどをオリジナルで品揃えするほか、コスメやスニーカーの品揃えも充実させる。
商業施設や百貨店がフロア構成を考える際、アッセンブルは他のテナントの品揃えに合わせて自在にオリジナルレーベルを組み合わせられる点を強みに、今後も出店を拡大する考えだ。秋には都内で3号店の出店も決まっている。
