三井不動産、バニッシュと組みES向上 「ありがとう」を可視化し意欲向上

2026/09/29 17:00 更新NEW!


実証導入では仕事継続意向が8.6%増に

 三井不動産はスタッフDX(デジタルトランスフォーメーション)アプリ「スタッフスタート」を提供するバニッシュ・スタンダードと連携し、ES(従業員満足)向上プロジェクト「サンクススタッフ」を、全国50施設に27年1月中旬から順次導入する。

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 消費者からの感謝をスタッフ一人ひとりに届け、「ありがとう」の気持ちを可視化する。自らの仕事の価値や手応えを実感し、ESの向上をもたらす狙いだ。「人手不足が深刻な小売り現場の課題解決に取り組み、施設で働くスタッフの働きがい向上を通じて、商業施設の顧客体験のさらなる向上を目指す」(三井不動産)としている。

 バニッシュ・スタンダードが提供する「ありがとうポスト」のシステムを使う。接客を受けた消費者がQRコードからアクセスし、感謝の気持ちを花束スタンプやメッセージとして送る。スタッフにはスタッフスタートを通じて届く。

 25年10月から26年1月にかけて「三井ショッピングパークららぽーと海老名」で実証導入を実施、モチベ―ションの向上などが確認されたため本格導入を決めた。期間中に集まった感謝の総数は2750件、このうちコメント付きは1123件と40%を占め、99.9%がポジティブなコメントだった。感謝の送り先はアパレルなど接客の比重が高い店が多い。スタッフを対象とした調査では、働くモチベーション8.9%増、仕事継続意向8.6%増、職場への好意度5.9%増との成果が出た。

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