量販店向けレディスアパレル25~26年秋冬 残暑はシアー素材などで涼しげに

2025/03/26 14:00 更新有料会員限定


 量販店向けレディスアパレルメーカーの25~26年秋冬企画は猛暑対策が焦点となっている。暑く長い夏により、年々MDが難しくなる秋冬シーズン。新しいデザインや素材、コーディネートなどで対応する。

暑い秋に対応

 25年から8~10月を〝暑秋〟と位置付けるのはクロスプラス。「年6カ月が夏」と言われるほどの文字通り暑い秋に対応する。昨年は8、9月を猛暑、10、11月を秋としてMDを組んでいた。

 アイテムでは透かし柄のニットメッシュベストとカットソーインナーや布帛シャツとのレイヤードを提案。ニットベストはシアー感があるので過ごしやすいのに加えて秋らしい雰囲気を出せる。グレー、ベージュ、グリーン、ブルーのきれいな色を多用する。

暑い秋に対応する羽織りアイテムやレイヤードスタイルを打ち出す(クロスプラス)

 さらに〝適温アウター〟としてのポンチョは、さっと羽織ってコーディネートをアップデートでき、家庭洗濯も可能だ。

 旭屋は、初秋に綿・レーヨン、テンセル混などで滑らかさを強調する。6~8月店頭向けは、秋色夏素材を七分袖で企画。薄地の楊柳やシャーリングなどで表面変化を付けたブラウスを充実した。9~10月は蜂巣織りやスエードのシャツのほか、綿を使った綾織りのキャンディースリーブで襟元フリルのブラウスを出す。

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