バロックジャパンリミテッドの25~26年秋冬は、各ブランドの主力商品を強化する動きが目立つ。販売実績のあるデニムアイテムやアウターにトレンドを反映し、売り上げを底上げする。雑貨の拡充やアウターの投入時期を遅らせるなど、暖冬対策にも力を入れる。
(相神優波)
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「マウジー」はGジャンのほか、スキニーやバギーなど様々なシルエットのジーンズの型数を増やす。ダメージ加工のワイドシルエットや丈の長いボトムに合う厚底ブーツ、ベルトも拡充する。

デニムアイテムには、テーラードジャケットやポロシャツなどのプレッピースタイルを合わせる。レースのキャミソールドレスやフェイクファーのコートなどもある。アウターの店頭投入は例年より1カ月ほど遅らせ、8、9月ごろからECやSNSによる情報発信で需要を喚起する。