イズミの中期計画 営業利益未達も営業収益は超過へ 単体の収益力が課題

2025/04/16 18:00 更新会員限定


今年夏に開業する「ゆめモール山陽」(イメージ)

 量販店のイズミ(広島市)は25年度(26年2月期)の業績予想を営業収益5901億円(前期比12.6%増)、営業利益307億円(20.7%増)と発表した。第2次中期経営計画の最終年度となるが、目標比で営業収益は1億円上回るものの、営業利益は103億円不足する見込み。第3次中計は来年4月に発表する予定だが、「単体の稼ぐ力が課題」(山西大輔取締役副社長)とする。

(小田茂)

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 中計では25年度の目標を営業収益5900億円、営業利益410億円としていた。しかし、22年からのインフレへの対応が遅れ、建設コストの上昇などにより新規出店は目標比3店不足の17店、既存店の活性化は18店不足の56店にとどまった。

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