イトキン、MD細分化で年間14企画

2015/04/16 05:54 更新


 イトキンは、年間6コレクションだった商品企画のシーズン区分を、今年から14コレクションに細分化する。4~5月開催の今秋物展から新たなシーズン区分を具体化し、とくに夏から秋への端境期のプロパー商品投入を強め、プロパー消化率の向上につなげる。

 シーズン区分の細分化で、在庫を持たない仕組み作りにもつなげる。ファッショントレンドを反映した企画提案を強め、端境期にもきめ細かくプロパー商品を提案し続けて店頭の鮮度を高める狙い。夏物は6月後半以降、追加や期中企画で対応してきたが、売れ筋の寿命が短くなり、セールでの値引き効果が小さくなってきたことも踏まえ、商品投入計画を改善する。

 「ジョルジュレッシュ」は昨年まで7月に新たに提案する商品はなかったが、今年は7月初旬から販売する企画を提案。アニマル柄などサファリテイストの商品を投入する。7月末にはドレスを軸とした提案、8月中旬には秋の新しいレングスとレイヤードの提案で店頭の鮮度を高める。8月末にはチェックのバリエーションを打ち出し、秋トレンドを徐々に強める。

 「ジャンニ・ロ・ジュディチェ」は今年、7月のプロパー商品を店頭で〝面〟で提案する。6月末にインド刺繍のブラウスなどクラフト感のある企画を、7月後半には製品染めやガーゼの二重織り使いなどナチュラルをテーマにした企画を出す。8月は前半は〝お出かけ着〟にもなる夏のエレガントな企画、後半にはデニムやアニマル柄の商品を出し、9月にはチェックで秋のイメージを提案する。

 「エスピエ」も手薄だった6月後半と7月前半を強化する。6月末にはギンガムをモチーフに清涼感があり、洗える企画、7月前半はベジタブルをテーマにしたジャージー企画、7月後半には裏毛、デニムなどを「秋色」で表現する晩夏物をかたまりとして出す。9月前半はチェック柄、ダウンベスト、9月後半はローゲージニットや裏起毛など。

 「クリスチャン・オジャール」は昨年までは夏物は6月前半までで、その後は追加などで対応したが、今年は6月と7月にほぼ半月サイクルできめ細かくプロパーの新企画を投入。8月はシャツ、9月は羽織りをメーンにし、秋につなげる。

 各ブランドとも9月にはアウターも加えるが、9月までは残暑に対応した企画も用意する。この時期は販売期間が短いことから、生産数量は抑え、売り切ることを重視する。



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